卒業おめでとう

手紙を書きます。
今日、高校を卒業した親愛なる君に、手紙を書きます。
卒業おめでとう。
高校へ入学して3年、早かったですね。
3年前高校入試で思うような結果が出なかった君。
自信をなくした高校入学でしたね。
でも高校に通い始めて友達もでき、持ち前の明るさを少しづつ取り戻しました。
やりたかった部活動もすることができませんでした。
でも毎日遠い距離を自転車で通いました。
高校のすぐ近くに下宿をしていた私からするとそれだけで凄い❗️
1年の2学期に携帯電話で注意を受け、学校に夫婦で呼び出されました。
何をやってんだあああっ❗️❗️と心底思いました。
それから、大学受験で同じ思いをしてほしくないと、キツく当たりました。
何度も意見が食い違い、胸ぐら掴みながら、本気で怒鳴り合いました。
君はある時、あることを聞いてきました。
「バカを言うな。親が自分の子を見捨てるわけがないだろ❗️何があっても味方だ。だから怒るんだ❗️
と答えました。
大学受験本当に心配で心配で仕方ありませんでした。
お母さんと2人、祈るような気持ちで毎日過ごしました。
でも、君は安心させてくれましたね。
おめでとう!
心からの祝福と同時に、その頑張りを誇りに思います。
これから大学、社会へと出ていく君には、なんでもいい、いろいろなことを経験してもらいたいと思います。
多くのことにチャレンジして、失敗して、また踏ん張ってを繰り返してください。
そういった全てのことが人生の糧となり、君の人生を彩ってくれます。
そして、いい仲間をつくってください。
私の子です。勉強ができるなんて期待していません。
それよりも出会いを大切にし、人を大切にできるそんな人になってもらいたいです。
これまでも、これからも私たち家族は君の一番の応援団です❗️
心から君の未来にエールを送ります❗️
コロナで卒業式には出席できなかったけど、妹が用意してくれた卒業証書。これからも仲良くね❣️

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